ハッピーライフ〜ココロのつぶやき〜
約1ヶ月前にあった大学のサークルのOB会がホテルの大宴会場で華々しく開催されたのに対し、今回は母校隣接の同窓会館という公共施設のような建物で質実剛健の校風を地でいく集まり。前後の学年は他の宴会場で催していると聞いているけど、なぜか我が学年は常に同窓会館。でも、おかげで定期的に母校の姿を見ることができるし、参加するたび自分の原点を確認できるのでそれはそれで悪くない。
一学年240人のうち、約80人参加。何年かごとに集まっていて、毎回100人前後かな。いつも約2〜3時間の間に全員が一言近況報告をする。これが楽しみなんだけど、毎回自分のことがうまく喋れなくて自己嫌悪に陥る。なかには短い時間で本当に上手にみんなを笑わせながら話す人がいて、心底感心する。今回よく観察して、そういう人は 何も特別すごい体験を話しているわけではなく、ヘンに気負わずラクに喋ってるだけだと気がついた。つまり、ネタの問題というよりは、話し方の問題なんだな。なるほどね〜
5年ぶりに会うと、正直よくわからない人もいる。もともと関係が薄かった人は近況報告を聞いてもなかなか昔の記憶も蘇ってこなかったり、すごくキレイになった人やその反対気味の人に感慨深く思ったり。しかし、何にもまして強く感じたのは、とにかくみなさん立派だということ。今でもバリバリ働いている人が多く、原発をはじめ社会問題への感心も高い。官民各方面で「先生」だの「〜長」だのと偉くなられている方もあちこちにいて、「ははあ」と気持ちではひれ伏しながらも馴れ馴れしく挨拶できる己の環境に感謝せずにはいられない。
ま� ��、我が母校は女子校なのに既婚率が低く、今までの同窓会も比較的独身者が多かったんだけど、今回はママさんの比率がとても多かった印象。近況報告を聞くと子供が小中学生以上になった人が多く、同窓会に出席する余裕が出てきたかんじ。必然的に受験の話題なんかが多くなり、独身同士では必須のオトコの話題が皆無でちょっと物足りなくなって、思わず2次会でバツイチの同級生を捕まえてしばしガールズトーク(^^)
とはいえ、基本的に多感な6年間を一緒に過ごした同志という感覚には変わりなく、現在の環境が大きく違おうともなぜか同じ空気感のなかにいるという居心地の良さがあり、なんとトータル9時間! なんというか、共通言語があって、みんながそれぞれ本音で喋り誰も否定しないっていう安心感があるのだ。
先月の反省から、今回はあまり酒を飲まず喋りすぎないようにして喉を大事にした甲斐あって、声への影響はなく一安心。そして新たな反省は、次回はもう少し気の利いたスピーチをすること。もし今やり直すなら、
「「持ち家なし、夫なし、定職なしでフリーの心理カウンセラー」は5年前と変わらず、変わったのは2年前に本を出したこと、夏場異常に汗をかくようになったなど更年期かと思われる症状が少しずつ出てきていること、テニスの他に趣味を増やそうと山登りや囲碁をやってみたけどなかなか続かないことなどですが、おかげさまで自由に楽しく毎日過ごしています」
みたいなかんじかな。次までにどんな変化があるか楽しみだなあ。
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