2012年1月21日土曜日

吃音と脳について

 吃音は脳の機能と関係がある病気ではないかという説があるとされています。


 明確な原因がわからない吃音ですが、現在、脳に何らかの異変があるために吃音の症状が出てしまっているという可能性があるということを考え、研究している人々は多くいます。

 吃音のほとんどは、子供の頃に発症するという特徴があり、成人してからの発症は少ないことがわかっています。

 成人してからの吃音の発症は、先天性な脳の異変などのものではなく、会話をまとめていく神経が乱れてしまうことなどで起きてしまうということが原因だとされています。

 では子供の場合の吃音の場合、脳はどのように関係しているのでしょうか?


 先天性とも言われることがある脳の機能が原因ではないかとされる吃音は、脳機能の平衡感覚に異変が起きていたり、何らかの異常があるということが考えられています。

 また、脳内の指令が異常を起こしていることが原因となって、ホルモンの分泌にまで異常が起きてしまうということも関係しているのではないかとされています。

 ホルモンの分泌がコントロールできないという場合には、ドーパミンの過剰分泌、セロトニンの不足などが起きてしまい、交感神経のバランスが崩れてしまいます。

 その結果、脳からの言語への指令も上手に伝わらなくなり、吃音を発症してしまうということになるのです。

 脳の機能が吃音の原因だいう考え方のほかにも、心因性や遺伝性といった考え方があるのでチェックしておくとヒントになるかもしれません。

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