【1399日目】自閉症児者の自慰行為学習プログラム | ホワイトハンズ開発日誌 〜「新しい性の公共」をつくるBlog〜
1か月で70巻まで読破。いや、決して暇なわけじゃないですよ(笑)。宮田戦を70巻まで引っ張るとは、予想外でした。
本日、午前中は会計事務。弥生会計、いい加減完璧に使いこなせるようになります!
午後は、自閉症児者の自慰行為指導(射精指導)用のイラストカードを作成。気分は図工です。
可愛いイラストがポイントです(笑)。特別支援教育の専門用語で言うところの、「視覚構造化」ってやつですね。
早速&実際、夕方に、自閉症の方+保護者の方に試してもらったところ、「ズボンを脱ぐ」「性器をこする」までは比較的スムーズに行ったのですが、その後の「大きくなる(勃起する)」までがなかなか行かない、という壁にぶち当たりました。
先週も書いた通り、自閉症への射精指導の場合、「勃起介助」が大きな壁になるのでは、と考えております。勃起するためのきっかけ=性的興奮(おそらく健常者とは異なる次元・要因によって誘発されるもの)+リラックスできる環境づくりが、難しそうです。
ただ、ステップをきちんと踏んで、論理的に一つ一つの問題を解決していけば、必ずゴールにはたどり着けると思うので、当事者と保護者の方のご理解とご協力を得ながら、地道に進めてきたいと思います。ご協力くださった当事者の方、保護者の方、本当にありがとうございました。
「障害者の性」の分野に関しては、行政や施設、地元の障害者支援センターでは、残念ながら、解決どころか「理解すらできない問題」だと思います。� �ういう分野こそ、我々「協」の分野の人間・組織の出番ですからね。きっちり結果を出せるよう、頑張ります。
*****************************************一般社団法人ホワイトハンズ
代表理事 坂爪真吾(さかつめ・しんご)
私たちは、「新しい性の公共」をつくります。
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