2012年3月5日月曜日

新曲は佐藤ひろ美とデュエット!Elements Gardenも実力を認める期待のアーティスト・μ(ミュゥ)インタビュー - ニュース|こえぽた - 声優 ニュース イベント サイト

新曲は佐藤ひろ美とデュエット!Elements Gardenも実力を認める期待のアーティスト・μ(ミュゥ)インタビュー - ニュース|こえぽた - 声優 ニュース イベント サイト

佐藤ひろ美さんが社長を務める株式会社Sに所属するアーティスト・μ(ミュゥ)さん。今回、佐藤さんとデュエットでPCゲーム「理-コトワリ- ~キミの心の零れた欠片~」(2011年9月30日発売)の主題歌『カケラ』を担当している。そして、『カケラ』を作曲・編曲したのは、Elements Gardenの菊田大介さんだ。μさんはこれまでもElements Gardenさんの楽曲を歌ってきており、その歌唱力は定評がある。そんな期待のアーティストであるμさんに、『カケラ』の聴き所、歌やライブへの想いなど、様々なお話をうかがいました。

■『カケラ』は二人の異なる色の絡みを聴いて欲しい。
Elements Garden菊田さんのアレンジにも注目です!

――自己紹介をお願いします。

株式会社Sに所属していますμです。2009年にコットンソフトの「アンバークォーツ」のエンディングテーマ『イノセントクォーツ』でデビューして、最近ではういんどみるさんやC:driveさんなど、PCゲームの主題歌を中心に歌わせていただいています。


――今回の「理-コトワリ- ~キミの心の零れた欠片~」主題歌『カケラ』はどのような曲ですか?

曲(メロディ)だけを聴くとダークで幻想的な世界なのですが、そこに私のボーカルで主人公の儚さや女の子らしさ・弱さを加え、デュエットした佐藤が相反する強さや芯のある部分を表現しています。さらに、歌詞は前向きな姿勢・爽やかさ・甘酸っぱさを表現していて、"曲""ボーカル""歌詞"と、全く違ったものがひとつに組み合わさっています。そのひとつひとつすべてに驚きのある「おもちゃ箱」のような不思議な楽曲に仕上がったと思います。


喜劇はどこに派生した

――デュエット曲は初めてとなりますが、歌ってみてどうでしたか?

ソロの時は、楽曲への命の吹き込みをひとりで手探りしながら、自分を追い詰めてやりますが、それが2人で命を作っていくとなると、自分ひとりでごちゃごちゃ考えていても答えが出ないし、仕上がりが見えないんですよね。なので、自分ができることにだけ集中しながら、完成形がどうなるのか楽しみに歌っていました。


――デュエットの相手が事務所の社長の佐藤ひろ美さんであることについてはいかがですか?

そこは楽しみとは相反しちゃうんですけど、プレッシャーでした(笑)。 「μさんいらないよ」とか「ひろ美さんだけで表現できるんじゃないの?」と言われたらどうしようと。佐藤の声はデビューする前からずっと聴いていて、自分の声と全く違うことが分かっていたので、「2人の声がうまく絡むのかな」「全く違う2つの曲を歌っているように聞こえないかな」という心配もありました。でも実際に歌ってみたら、2人のボーカルがそれぞれ独自の色を持っていて、逆に2人が違うことで良い味が出たので安心しました。


――佐藤さんから何かアドバイスはありましたか?

なかったです(笑)。 佐藤が先にレコーディングしたのですが、「私は強く、激しく、パワフルにいったよ。あんたは自由に歌ってきなさい」「はい!」という会話だけで(笑)。サビの部分も「μが自由に歌うことで生きるから自由でいいよ」と言われただけでした。


飛行機効果メールサービスにどのよう

――『カケラ』の作曲・編曲はElements Gardenの菊田さんが担当されていますが、楽曲を最初に聴いたときの印象はどうでしたか?

"こうきたか!"という驚きが一番強かったですね。菊田さんの楽曲は元々すごく好きなので、絶対にかっこいい曲に仕上がるだろうと信頼して楽しみにしていたんです。いざ聴いてみたら、メロディラインや曲の流れていく雰囲気が、自分が想像していたものとは違っていて、いい意味で裏切られた感じでした。だから曲をいただいてから歌うのがすごく楽しみになりましたね。

レコーディングの時、菊田さんに「Aメロを聴いた時に驚いた」と話したら、「狙ったんだよ」と言われたんです(笑)。「曲を練っていたら、フッとこのメロディが出てきて、これは絶対使おうと思っていた」と話をされていて、「この驚きは間違っていなかった」「菊田さんの意図もあったんだ」と納得しました。


――それはぜひ、ゲームのファンだけでなくElements Gardenの楽曲が好きな人にも聴いてもらいたいですね。

そうですね。ぜひ聴いて、驚いて欲しいです!

■ライブでは様々に表情を変えています。セクシーなダンスも見所

――ライブでファンを目の前にして歌うことへの想いをお聞かせください。

私はひとりひとりの顔を見ながら歌っているので、ひとりでも多くの人が笑顔になってくれたらいいなと思っています。それはダンス付きの激しい曲であってもバラードであっても、MCであっても同じ気持ちです。ライブの楽しみ方は人それぞれで、バラードを聴きながら口ずさむ人もいれば、テンポの早い曲を全身で表現しながら聴く人もいますし、自由に楽しんでくれたら嬉しいです。


――ライブでここを見て欲しい、聴いて欲しいというアピールポイントはどこですか?

一番は"ギャップ"ですね。バラードとアップテンポな曲とで、大幅に世界観を変えているので、曲によって表情が変わる部分を見てもらいたいです。


スマートな女性はスマートな男性とは異なる

――ライブでダンサーを付けたとのことですが、ダンスをしてみてどうでした?

実はダンスは12~3年ぐらいやっていて、絶対に歌に取り入れようと思っていたんです。『BETRAYER』(C:drive「復讐催眠」の主題歌)では曲調に合わせてかっこいいダンスにしてもらったのですが、歌いながら踊るのは予想以上に大変でした。歌だけで表現できていたことが出来なくなりそうで、最初はこのままやっていて大丈夫なのかと思ったぐらいです(笑)。でも、ライブでお客さんがすごく喜んで、一緒になって盛り上がってくれて、表現に幅が広がったなと実感できました。今後も続けていきたいですし、かっこよくてセクシーなダンスはぜひ見て欲しいですね。

■目指すアーティストは佐藤ひろ美

――今後歌ってみたい曲や表現してみたいものはありますか?

明るく楽しい恋の歌や、ワクワクするような楽曲といった、より等身大の自分に近い曲を歌ってみたいと思っています。今までのカッコいい感じとも、バラードのしっとり感とも違う、新しいジャンルは開拓していきたいですね。

皆さんから、「曲を聴いて元気になったよ」「癒されたよ」と声をいただくと、それが自分にとっても歌うパワーに繋がります。そして、いただいたパワーや勇気・元気を今後の歌に込めて、また次に自分の歌を聴いた方へ届けられるように表現していきたいです。


――目指しているアーティストは誰ですか?

"佐藤ひろ美さん"と"榊原ゆいさん"ですね。2人とも幅広く様々な曲を歌っていて、それをちゃんと自分のものにしてライブやイベントで表現されています。ファンの人たちも共感して、その世界観を楽しんでいて。特に佐藤ひろ美さんからは、近くで見ていて学んだものが多かったので、一番に目指しているのはやはり佐藤ひろ美さんです。


"お客さんの笑顔を作る"という目標はまだ全然達成できていないんですけど、MC・歌・パフォーマンスと、いろいろな面でお客さんが楽しんでくれるものを作っていけるアーティストになりたいですね。

■歌を聴いて、ライブに遊びに来て欲しい

――11月13日(日)には『P.C.M.Live!』に出演されますが(※ライブ情報はこちら)、今後のライブやイベントでの見所や意気込みをお願いします。

見所はパワフルなダンスとボーカルのパフォーマンスです。サビでお客さんも一緒に踊れる振り付けを、ダンサーさんに考えてもらったんですよ。1分間ぐらいの振り付け講座をやろうと思っているので、私もダンサーも会場のみんなも、一緒に歌って踊って楽しんでもらえたら嬉しいですね。


――話は変わりますが、自宅では鳥を飼っているそうですね。

そうなんですよ。セキセイインコとオカメインコとマメルリハという種類の3羽を飼っていて、その子たちと日々戯れています。実家でも鳥を飼っていたので、ひとり暮らしをしてからもいるのが当たり前という感じで増えていきました。お休みの日とかは、全員を家の中で放し飼いにしているので、縦横無尽に飛び回っていますよ(笑)。人間と同じでみんな性格が違うので、甘えん坊な子もいれば、自分の機嫌がいいときしか寄って来ない子もいたりして、その違いが面白いですね。


――最後に読者の方へメッセージをお願いします。

始めましての方も多いと思います。まずは歌を聴いてもらって、もし気に入ってもらえたのならライブに遊びに来て、見て聴いて踊って一緒に楽しんでいただきたいです。よろしくお願いします!


――ありがとうございました。


μさんは今年4月から次々とゲームの主題歌を担当するなど、注目度が増している。実際にお話をうかがってみると、歌やファンに対する想いのまっすぐさが伝わってきた。佐藤ひろ美さんの遺伝子を受け継ぐひとりとして、これから期待のアーティストだろう。

(取材・文:千葉研一)



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