三菱カラーマネージメント ソフトウェア EASYCOLOR!2/EASYCOLOR!3
コンパクトデジタルカメラやデジタル一眼レフの普及に伴い、パソコンを使って画像管理や画像処理を行ったり、自宅のプリンターで印刷することが急速に普及しています。同時にディスプレイで見た色とプリントの色が違うことに対する改善のニーズが高まりつつあります。
色を一致させるための技術である「カラーマネージメント」については既に手段が確立されているものの、その技術や手段が認知されていなかったり、操作が難しく高価な測色器(カラーセンサー)が必要などの理由により、十分に普及していないのが現状です。
当社は、特別な測色器(カラーセンサー)を使わずに簡単操作で色合せ精度を向上させる革新的なカラーマネージメントソフトウェアEASYCOLOR!2を開発いたしました。写真ユーザーはもとよりグラフィックデザインに携わる方など色彩に関わる方におすすめいたします。
また、さらなる精度を求められる方に、測色器(カラーセンサー)を使用してキャリブレーションを行うことが出来るEASYCOLOR!3も開発しました。EASYCOLOR!2のかんたんさをそのままに、測色器(カラーセンサー)を持っている人も、持っていない人もかんたんカラーマネージメントを実現します。
EASYCOLOR!3の特長
1.測色器(カラーセンサー)を持っている人でも、持っていない人でも適切な(キャリブレーションが可能です
なぜ我々は色を参照してください。 1)チャートを使って色合わせをする
色調整チャートと画面を見比べながら色合わせをする方法です。測色器(カラーセンサー)は使用しません。(基本的な手順はEASYCOLOR!2と同様です)
2)チャートを使って色合わせし、測色器(カラーセンサー)でキャリブレーションする
色調整チャートを画面を見比べながら色合わせした調整値をターゲットに、測色器(カラーセンサー)を使用してキャリブレーションする方法です。
3)数値を指定し、測色器(カラーセンサー)でキャリブレーションする
色温度、輝度、ガンマの数値を指定して、その数値をターゲットに測色器(カラーセンサー)を使用してキャリブレーションする方法です。
■「画像」を使った設定により難解な数値なしで直感的に設定可能です
■複雑なボタン(OSD)操作が不要です
■ディスプレイケーブルのみのシンプル接続です
2.カラーマネージメントに対応した画像ビューア機能が付属しています
3.WEBからの無償ダウンロード提供で、手軽に体感
<動作OS>
●Windows®7(32bit版、64bit版)、Windows Vista®(32bit版、64bit版)
●Mac OS X 10.4.11、10.5.8、10.6.3以降
<対応センサー>
ハトの巣を行う場合ColorMunki Photo
※i1Display Pro、ColorMunki Displayには対応しておりません
※一部のPCとセンサーの組み合わせにおいて、センサーをPCのUSBポートに直接接続した場合、ディスプレイのキャリブレーション時に測定エラーとなることがあります。 その場合、市販のUSB2.0対応ハブを介してセンサーを接続することで改善する場合があります。
※Windows版EASYCOLOR!3のインストーラーに含まれるSpyder2用ドライバは64bit版OSには対応しておりません。
●上記センサー以外は動作保証いたしません。
<対応ディスプレイ 2011年5月現在>
●RDT271WV(BK)、RDT241WH(BK)、
RDT262WH、RDT262WH(BK)、RDT221WH(BK)、RDT241WEX、RDT241WEX(BK)、
RDT261WH、RDT261WH(BK)、RDT231WM-X(BK)、RDT232WX(BK)、RDT232WX-S(BK)、
RDT233WX(BK)、RDT233WX-S(BK)
EASYCOLOR!2の特長
EASYCOLOR!2はPCとディスプレイ間の通信機能であるDDC/CI(Display Data Channel Command Interface)を
利用し、ディスプレイ側に保持している色情報を元に作成した色調整結果をPCおよび、ディスプレイに自動設定する
ソフトウェアです。
・EASYCOLOR!2専用に用意した「色調整用チャート」と、ディスプレイ上に表示した同一画像を比較し、明るさや色あいが同じに見えるよう調整することで、特別な測色器(カラーセンサー)を使わなくても、ディスプレイの簡易キャリブレーションを行なうことができます。
・複雑なボタン操作や輝度、色温度などの数値設定は不要ですので、専門知識がない方でも、直感的な操作で適切な色調整設定が可能です。
・対応が難しい白色の色味微調整を簡単操作で実現しています。
(注) 当ソフトウェアはWindows Vistaのみのサポートとなります。当ソフトウェアはDDC/CI通信機能を利用いたしますが、DDC/CI通信機能はWindows Vista以降より正式サポートされており、それ以前のWindows OSについては動作保証されていないためです。
正しい色表示をするためには、画像に埋め込まれたICCプロファイル(※)と、ディスプレイのICCプロファイルの両方を反映して画像表示する必要がありますが、Windowsにおいてその両方のICCプロファイルを反映して色を正しく表示する画像表示
ソフトウェアが少ないというのが現状です。 EASYCOLOR!2は、画像の埋め込みプロファイルとディスプレイプロファイルの両方を参照し、正しい画像の色表示を行ないます。
(※) ICCプロファイル: 色空間を表す特性データ。International Color Consortium(ICC)が制定。
3.三菱ディスプレイ ウェブサイトからのダウンロードにて提供
25.5型ディスプレイ広色域モデルRDT261WHシリーズについては、三菱ディスプレイ ウェブサイトからダウンロードで提供しています。
0 コメント:
コメントを投稿