【映画】バグダッド・カフェ<完全版> :: ★紅茶屋ロンド★
<バグダッド・カフェ<完全版> を観ました>
原題:BAGDAD CAFE´
製作:1987年ドイツ
恒例のTSUTAYA発掘良品作品のご紹介です。
今回は第18弾より「今も多くの映画ファンを魅了し続けている、80年代のミニシアターブームを代表する傑作」
より、「バグダッド・カフェ<完全版>」です。
題名だけはすごく有名で、私も前にお勧めしてもらったことがあったかもしれません。
イメージとしては「バグダッド」…という名前もあって、古くて、砂っぽくて、休日の午後のような、ゆるーい時間の流れている作品なのかなぁと、何となく思ってしまっていました。
ある意味間違ってなかったというのも、観て思ったけど(笑)!!
ハリケーンカミーユとき打つのですか?
ラスベガスへ向かう車中、夫婦喧嘩をして、夫とわかれ1人ハイウェイを歩くドイツ人女性のジャスミン。
彼女はモハーベ砂漠の真ん中にポツンと佇む古びたモーテル、バグダッド・カフェにたどり着く…。
そこは、客も殆ど来ることもなく、モーテルに住み着いた数人と、家族とでなんとかもっている状態だった。
最初はジャスミンの事を怪しむ住人達だったが、彼女の気さくな態度に次第に心を開き、かたくなだった女主人のブレンダとも打ち解けていくのだが…
ゆるい午後だったー!(笑)良い意味で。
マプングブエの王国を建てた人
砂漠を1人、大きな荷物を持って歩くドイツ人女性ジャスミン(かなりふくよか)。
かなり場違いなモーテルにやってくるが、明らかに"ワケアリ"な感じ…。怪しまれるのは当然のよう。
女主人のブレンダに保安官まで呼ばれて、確認まで取らせてしまうけど、ジャスミンはお構いなし。夜は1人で別れた夫の事を思うけど、もともと明るい性格なのか、気さくにまわりと交流を取ってしまう。
実はモーテルの女主人ブレンダは、ジャスミンが到着する前に、彼女と同じように旦那と別れてしまったばかりだったのだ。だから、舐められないようにと気の強い態度を取っていたんだけど…
ジャスミンの事が少しずつわかってくると、彼女に対� �る態度も少しずつ変わって、お互い歩み寄り始めて…
大恐慌からの新聞記事
この辺の展開は、よくあるかもしれないけど、それでもなんか、やっぱり良いんだよね。
人の温かみというか、優しさというか。
ジャスミンも、間違えて夫のスーツケースを持ってきてしまったから、荷物も服も夫のものばかり。
その荷物の中にあった"ある物"を発見して、自分で使い始めて…
まさかこんな展開にもってくるとは思わなかったけど、ここから一気に盛り上がって
で、その後イロイロあるわけだけど、小さな場所で展開しているわりには、アイデアや見せ方が面白くて飽きる事がない。
テーマ曲の「コーリング・ユー」は誰でも一度は聞いた事のある曲かもしれません。
作品の雰囲気にとても良くあっていて、ハッピ ーな充実感に包まれます。
時間も2時間無いので、ミニシアター系や、古い作品が苦手な方にもぜひお勧めしたい作品です。
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